夏のオトシゴ

アイスピックの夏のオトシゴです。
オトシゴというとちょっといいイメージが浮かびませんが、この漫画の結末はまさにそんな感じで、やるせないです。

メインの登場人物は一ノ瀬さんとそのクラスメイトの太郎くん、そして藤池です。
一ノ瀬さんはおとなしいタイプの子で目立たないけど気立ても良い美人です。
ただ、おしゃれにイマイチ興味がないせいで、クラス内でも浮いた感じはなくいつも一人で本を読んでいる感じです。
太郎くんも一ノ瀬さんに似たような属性で、やっぱり目立たない男子生徒です。
これとは真逆なのが、藤池。
体育会系と言えば聞こえはいいですが、要するに欲望の赴くままに行動するケダモノに近い男です。

目立たない一ノ瀬さんは、当初は藤池から無視されています。
しかし一ノ瀬さんは太郎から告白されて、付き合うようになった途端にどんどん可愛くなります。
恋は女をきれいにするという言葉通り、依然とまるで印象が変わった一之瀬さん。
太郎にとっては嬉しい限りなのです。
この時点では夏のオトシゴのカケラも見当たらないのですが、ここから事態が急転します。
可愛くなって目立つようになった一ノ瀬さんは藤池にも狙われ始めまたのです。

藤池は当初、「あんな子、クラスにいたっけ?」と言うくらいですから、一ノ瀬さんがどのくらい変わったのかが判りますね。
同時にこのセリフは一ノ瀬さんを狙うと宣言したようなものです。
そして、一ノ瀬さんが藤池にオトされる時は案外早くきました。
一ノ瀬さんのオトシモノ。これが一ノ瀬さんにとっては致命的なダメージを与えるものでした。
こういうことに限って嗅覚が鋭い藤池は、それを使って一ノ瀬さんを脅し始めます。

本当は脅すネタとしてはちょっと弱いのですが、”遊び”を知らない一ノ瀬さんにとっては回避不能なくらい強烈な脅してでした。
あっさり藤池の脅しに屈してしまった一ノ瀬さん。
藤池に寝取られて夏のオトシゴをつくってしまいます。

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